ケンコウコウケン軒

漢方薬膳関連の本が数冊あるので一部抜粋&要約します。

【なす】~民間療法に~

なすは浸けてよし、煮てよし、焼いてよし、炒めてよし、と使い勝手のよい、四拍子揃った貴重な野菜です。

なすには、熱を冷ます、血液の滞りをなくす、痛みを止める、はれを治すなどの作用があるので、乳の痛み、腹痛、下痢、口内炎、内痔出血、直腸出血、皮膚の潰瘍の時に民間で利用されてきました。

食べ物としてばかりでなく、病気やケガを治す目的でも愛用されてきたのがわかります。

 

冷え性の人は多食しない。

なすはアクが強いので、声帯を荒らし、声を悪くする作用があるので、咳の出やすい人は多食しないようにしましょう。

 

なす500gと米でお粥を作り、毎日食べると、黄疸や肝炎に効果があります。

 

一見おまじないのようですが、子どものイボを、なすのヘタを切り、毎日その切り口でこすると数週間でとれます。

 

口内炎の時は、生のなくの皮をアルミ箔で包み、黒くなるまで蒸し焼きにし、ハチミツと練って、口に含んでいると治ります。

 

乳腺炎で痛む時は、ヘタをアルミ箔に包んで黒くなるまで蒸し焼きにし、梅干しの果肉で練ってつけると効果があります。  

 

なすを乾燥させて粉末にしたものを1日9g位ずつ患部に塗ると内痔核に効果的です。

 

なすのヘタを乾燥させたものを粉末にして、2~3gずつ煎じて飲むと、キノコや魚の中毒に効きます。