ケンコウコウケン軒

漢方薬膳関連の本が数冊あるので一部抜粋&要約します。

【じゃがいも】〜胃腸力を高める〜

新鮮なじゃがいもをすりおろし、絞った汁には僅かですがアストロピンが含まれていて胃・十二指腸潰瘍などの痛み止めや慢性便秘を治す働きがあります。

この方法は古くからドイツや日本の民間療法で用いられてきました。

東西の知恵がはからずもいっちょいるのに驚かされます。

また、やけどなどに、おろした汁を塗るなど、外用としても用います。

じゃがいもには胃腸を丈夫にし、炎症を抑える働きがあります。

そのため、胃がはった感じがする時、ムカムカする時、舌に白い苔が出来ている時、腸の具合が悪い時によく効きます。

 

※じゃがいもの芽に含まれるソラニンは、人体に害になる物質ですので、芽は食べてはいけません。

 

よく洗い、皮を剥いて芽を取り除いたじゃがいもをおろし、布などにくるんで汁を絞ります。

その絞り汁を1、2さじずつ、1日2回空腹時に飲むと、胃・十二指腸潰瘍、慢性便秘に効果があります。

 

同じく胃・十二指腸潰瘍には、じゃがいもの黒焼きがよく効きます。

じゃがいもの新しいものをよく洗って皮をむき、芽を取り除き、薄くスライスして、表面を真っ黒に焦がしたものを1日2〜3枚食べます。

 

じゃがいもをすりつぶしてどろどろにしたもので湿布すると、湿疹に効果があります。

1日に4〜5回取り替えましょう。

 

熱い鍋などにさわってやけどをした時は、皮をむいてすりおろしたものを厚く塗ると、早く治ります。