ケンコウコウケン軒

漢方薬膳関連の本が数冊あるので一部抜粋&要約します。

【牛肉】〜胃腸を丈夫にし、骨を強くする〜

牛肉は紀元前にすでにエジプトで食用にされていました。

日本では仏教の教えに従い肉類を食べることはタブーでしたが、江戸時代などは「薬食い」と称してこっそり食べていたようです。

 

一般大衆がおおっぴらに牛肉を食べるようになったのは明治以降です。

牛肉はステーキにしても、ローストビーフにしても、シチューにしても、美食家がうなるほど美味ですが、栄養価も高く、すき焼きは様々な食材と一緒に摂取するので、健康的な優れた料理方法といえます。

しゃぶしゃぶも野菜と同時に摂取出来るバランスのとれた料理です。

 

牛肉には胃腸を丈夫にし、骨を強くする働きがあります。

胃腸が冷えて食欲不振に陥っている人、足腰が弱っている人、糖尿病でのどが渇く人、疲れてむくみやすい人などに向く食べ物です。

 

牛乳アレルギーの人は食べすぎないようにします。

 

脾胃を補う効果のある食べ方は、

①鶏ガラスープで、おかゆを炊きます。

②牛肉は塩、砂糖で下味をつけ、水で溶いた片栗粉をからめておきます。

③チンゲン菜の葉を1枚ずつはがして茹でます。

④椀の底にチンゲン菜を敷き、その上に牛肉を1枚ずつ広げて並べ、熱々のかゆを注ぎます。

⑤熱いうちに食べます。

これは虚弱体質を治し、筋骨を丈夫にする食べ方でもあります。

 

慢性の下痢、胃腸が冷えて働きが悪い時には、牛肉で濃いスープを作って気長に飲むと効果的。スープは肉が煮崩れるまで煮てかすをこし、琥珀色になるまで煮詰めるのがポイント。