ケンコウコウケン軒

漢方薬膳関連の本が数冊あるので一部抜粋&要約します。

【あずき】あらゆるむくみの特効薬

あずきは「古事記」にも登場するほど、栽培起源の古い作物です。

そのもっとも大きな薬効の一つに、利尿作用があります。

心臓病、腎臓病、脚気など、あらゆるむくみの症状に昔からよく使われています。

特にむくみの場合は、尿の出がよくなり、症状が軽くなります。

また、消炎作用があり、まだ化膿する前のはれものに外用薬としてよく使われます。

その他、糖質の代謝を促し、皮下脂肪の蓄積を防ぐビタミンB1を豊富に含んでいるため、ダイエット効果が期待出来ます。

効果的な食べ方は、あずきを煮た煮汁を飲み続けることです。甘味はつけません。

 

長期間用いると。皮膚がやや乾燥ぎみになる事があります。

このような時は、ハトムギと一緒に煎じて用いるとよいでしょう。

 

心臓病、腎臓病、脚気などによるむくみには、1日分としてあずき30gを540mlの水で煎じて、3回に分けて飲みます。

この時、ゲンノショウコを15g合わせて煎じると、便通も整い、効果が高くなります。

また、あずき30gとコイ1尾を一緒に煮て、薄く味噌味か塩味をつけた汁を飲むと更に効果があります。

 

むくみには、あずきに何も味をつけずに煮たものを、ご飯がわりに食べる方法もあります。

 

水太りの人は、あずきを煎じた汁を毎日お茶代わりにして飲みます。

飲んでいるうちに肌が乾燥してきたら、ハトムギを同量合わせて煎じるとよいでしょう。

この汁は、お乳の出もよくします。

 

リウマチによる関節炎のはれには、あずきと桑白皮各15gずつを合わせて煎じ、飲みます。

 

※あずきの最初の茹で汁は薬効がいっぱいなので捨てない方がいいです。