ケンコウコウケン軒

漢方薬膳関連の本が数冊あるので一部抜粋&要約します。

いきいきとした老後のために

ガンや成人病を予防するだけでなく、体の老化を防ぐためには、体の細胞が酸化するのを防ぐ必要があります。

 

体内に出来る過酸化脂質という物質が、体の細胞膜を破壊し様々な老化現象を引き起こします。

これを防いでくれるのが、ビタミンEです。

ビタミンEを摂ると、細胞を酸化させる原因物質である過酸化脂質が酸素と結び付くのを抑えてくれるのです。

また、ビタミンEは血液中の中性脂肪を減らす働きや、末端血管の血液の循環を良くするため冷え性を改善し、肌にハリを出すなど、まさに老化の救世主と言えるビタミンです。

ビタミンEは水溶性ではないのですが、摂りすぎても体にたまることはないと言われています。

ですから摂りすぎる心配はありませんので、積極的に摂りましょう。

ただしビタミンEは酸化しやすく、熱に弱いので注意して下さい。

ビタミンEの他に、ビタミンB2も体内に過酸化脂質が出来ているのを防いでくれます。

ビタミンB2は熱に弱いのですが、水に溶けやすいので、煮る時は汁も一緒に摂るようにします。

ビタミンB2が多い食品は、レバー、うなぎ、サバ、チーズ、鶏卵、うずらの卵、納豆、ししゃも、脱脂粉乳などがあります。

年をとって心配な骨粗鬆症の予防に、カルシウムが必要な事はよく知られている事ですが、血液中のカルシウムを骨へ運搬してくれるビタミンDも同時に摂らなくてはいけません。

ビタミンDは、レバー、しいたけ、煮干し、かつお、いわし、黒きくらげ、さんま、ブリ、本マグロの赤身、魚の缶詰め、鶏卵、うずらの卵、マッシュルームなどに多く含まれています。

しいたけは2〜3時間、日に当ててから使うと、ビタミンDの含有量が増えます。

カルシウムの多い食品とビタミンDの多い食品を上手に組み合わせて下さい。

もう一つ皆さんが心配されるのが「痴呆症」ではないでしょうか。

この対策として、脳を健康にし、物忘れを防ぐキャベツ、山芋、里芋、えびなどをプラスして下さい。

また、足腰を丈夫にする腎に効く食材は老化防止になり、いわゆる滋養強荘になります。

栗、銀杏、くるみ、ごま、いか、えび、うなぎ、牡蠣、すずきがそれに当たります。